Adobe Illustratorのオブジェクトの回転は、移動ツールを使い、いずれかのコーナーハンドルをドラッグして円を描くことで素早く行うことができます。
しかし、正確な度数測定でオブジェクトを回転させたい場合、このチュートリアルが役に立ちます。
その方法をご紹介します:
移動ツールで
- Illustratorのプロジェクトファイルを開く
- 回転させたいレイヤー、図形、画像を選択または作成します。
- 移動ツール(キーボードショートカットM)をアクティブにした状態で、オブジェクトの周囲にある4つのコーナーハンドルのいずれかをクリックしてドラッグし、カーソルを動かして回転させます。
トップメニューから(正確な角度で回転します)
- Illustratorのプロジェクトファイルを開く
- 回転させたいレイヤー、図形、画像を選択または作成します。
- 上部メニューの「オブジェクト」→「変形」→「回転」を選択します。
- 回転ポップアップウィンドウで、回転の度合いを設定し、「OK」をクリックします。
Illustratorで回転させることができるものは?
幸いなことに、Illustratorのオブジェクトはほとんどすべて回転させることができます。 テキスト、画像、キャンバス等も含みます。
ローテーションは、プロジェクトデザインの重要な要素です。 特に、プロジェクトにさまざまな形状がある場合や、ロゴをデザインする場合などには、注意が必要です。 画像や形状の回転角度は、非常に重要です。
テキストを回転させる方法:
Illustratorでテキストを回転させる方法は、先ほど紹介したオブジェクトの回転と似ていますが、回転に伴ってテキストが移動するようにするコツが加わっています。
青枠の白い四角をクリックしてドラッグするだけで、テキストを回転させようとすると、下図のようにテキストは横長のままになってしまいます。
ご覧のように、テキストはX軸の水平のまま、ボーダーの外に消えています。
以下は、この問題を起こさずにテキストを回転させる方法です:
- 回転させたいテキストを選択する
- トップメニューで、「オブジェクト」をクリックします。
- そこから、「変形」にカーソルを合わせて、「回転」をクリックします。
- テキストを回転させる角度を入力する
テキストはボーダーの横で回転し、表示されたままになります。
ワークテーブルを回転させる方法:
複数のアートボードで作業している場合や、何らかの理由でアートボードを回転させる必要がある場合、キャンバスの表示方法を簡単に回転させる方法が用意されています。 実際には机そのものを回転させることはできませんが、机の見え方を回転させているのです。
アートボードの作成方法については、こちらの記事「Illustratorでアートボードを作成する方法」をぜひご覧ください。
机を回転させる方法を紹介します:
- 使用しているアートボードを選択する(Shift + O)
- ビューの回転」ツール(Shift + H)をクリックします。
- ワークテーブルをクリック&ドラッグして、視野を回転させます。
画像を回転させる方法:
画像を回転させたい場合は、この記事で紹介した2つの方法のどちらかを実行するだけです。
- 方法1:移動ツール(M)を使い、画像をクリックしたままドラッグして回転させる。
- 方法2:上部メニューから「オブジェクト」→「変形」→「回転」を選択し、希望の回転の度合いを入力します。
ハンドツールで回転させる:
ハンドツールによる回転は、ワークテーブルを回転させる際に前述したように、対象物の見え方を回転させる方法です。
ハンドツール(H )だけでは回転できませんが、ハンドツールのサブセットである回転表示ツール(Shift + H)で回転させることができます。 ハンドツール(H)を使用すると、プロジェクトをクリックして移動させることができますが、回転を調整する機能はありません。
一方、移動ツール(M)では個々のオブジェクトの回転を調整でき、ビュー回転ツール(Shift + H)では、プロジェクトを見ながら回転させることができます。
マウスで回転させる:
キーを使わず、マウスのみでオブジェクトを回転させることが可能です。 これは、前述の2番目の方法と同様である。
- 調整したいオブジェクトの上で右クリック
- ポップアップメニューで「変形」をクリック
- セカンダリーポップアップメニューで、「回転」をクリックします。
ここから、どうしてもキーボードを使いたくない場合は、回転パネルの 円形角度グラフをクリックすることで回転を調整することができます。
下図の青字のように。
ビジュアルローテーションです:
実際に回転を調整することなく、回転したオブジェクトがどのように見えるかを視覚的に確認したい場合、さまざまな回転をテストするのに最適な方法です。
- オプション:別のワークベンチを作成し、テストしたいオブジェクトをクリック&ドラッグまたはコピー&ペーストします。
- ビューの回転」ツール(Shift + H)を選択します。
- マウスをクリック&ドラッグして、オブジェクトの回転を確認できます。
個々のオブジェクトではなく、ワークテーブル全体が回転するため、実際に回転させる前に回転の様子を確認することができます。
ヒント:回転させた後、元に戻したいが、以前の正確な角度を覚えていない場合、Command + Zをクリックするだけで、回転を元に戻すことができます。